働き方について考えてみた◎

“理想の働き方”とは

 ”理想の働き方”って聞くといろんなイメージを持つと思うけど、最近ではもっぱら

”働く場所と時間を自由に選べるようになった”

これじゃないかしら?

 これまでは決まった場所で決まった時間に仕事する人が大半だったけど、フルリモートやフレックス勤務を導入する企業が増えてきて、子育てや介護などのライフワークに合わせて働くことができるようになりました。

コロナ禍でリモートワークが一気に普及したのは、未曾有の感染症から得られた数少ない恩恵の一つだと思います。

 だけど昨年くらいから日本でもオフィス回帰が広がってきましたわね。

せっかく世間が柔軟な働き方に慣れてきたのに、コロナが落ち着いた途端に旧態依然とした昭和の働き方に戻るというのは残念でなりません。

 また欧米諸国などワクチン先行地域では、大小問わず多くの企業が従業員をオフィスに呼び戻すべくあれこれ手を打ってましたわね。かの動画配信で有名な世界的IT企業のCEOも『ワクチン接種が完了したら即刻出社を求める』などと宣言し、働く自由が奪われていくのを遠い国のことなのに身近に感じていましたわ。

出社派とリモートワーク派の主張

 さて、こうした経営者や企業側の主張として、対面でのコミュニケーションが仕事の効率や生産性を高めるというものですが、ほかによく聞くのはこのあたり。

  • コミュニケーション増加でクリエイティビティに
  • 部下のマネジメントがしやすい
  • 社員自身の労働時間管理

また、出社とリモートワークを比較したあるアンケート結果では、日本人の実に40%もの人がリモートワークは生産性が低いと回答したとか。

 でもこれって職場環境や働く人のパーソナリティによるもので、必ずしもすべての人に当てはまるものではないんじゃないかしら?

 わたくし自身リモートワークに慣れてしまったいまとなっては、週に7日もオフィスに出勤する生活なんて到底考えられないわ。

 そう、わたくし的最適解はこれ。

   ”月1出社”

 これで十分でしょう。

 

 

もちろんフルリモートという働き方はネットワークセキュリティや通信環境が整っている会社に限ってだけど、社員全員を一つの場所に集めるだけで果たして大きな成果につながるものか疑問よね?

同じ執務室にいても各々PCに向かって作業するわけだし、仕事の進み方に大きな違いはないわ。

結局のところマネジメント対象の全員を目の届くところに置いておきたいっていう会社側の都合によって、わたくしたちは働き方まで制約されてしまうのよね。

ちなみにわたくしが共感したのはリベ大両学長の”やらないことリスト”よ。コロナ禍以前から実践されていたそうなので、まさに時代の先取りよね・・!

【人生を無駄にしないために】両学長が「絶対にやらない」と決めている25のことを公開 | リベラルアーツ大学 (liberaluni.com)

働き方は選べる時代に

 かく言うリモートワーク派のわたくしもなにかと出社させようとする会社に対して、最近ストレスを感じ始めていましたわ。

 出社とリモートワークを時と場合によって使い分けるのがよしとされていることは理解できるんだけど、どうしても納得できない自分がいます。

人って自由な時間を確保できないと、必ずストレスを感じるようにできてるんですもの。

 わたくしの場合出社する日は片道1時間の通勤で、朝8時始業だから7時前には家を出ています。会社に到着したら仕事する前なのになぜかへとへと;;

かたやリモートワークの日は朝に40分のウォーキングを週3~4回行っていて、頭もすっきりして仕事効率もとてもいいですわ♩

 出社や出張が増えるとこうした運動の時間も週末しか確保できなくなったので、段々と心身ともに疲れを溜めてきている感覚がありました。

 こうした目に見えない不満を日々抱えている状態は ”やりたくないことを無理矢理自分に課している” という、精神衛生上あまりよくない状態なんですの。

 なので、”なぜこんなにも会社に行きたくないのか”ということを一度真面目に考えてみました。

その結果見えてきたのは3つ

  • 一人で働く方が効率がいい&大勢集まる場所・大きな話し声が苦手
  • 通勤時間と満員電車が嫌い
  • 会社の人間関係が合わない

 上の2つはリモートワークが導入された直後から気付いてたことだけど、最後の1つはあまり考えたことがなかったものでした。

こんな言い方をすると『ブラックでギスギスした職場なのかな』とか『人間関係がドライなんだわ』という印象を受けるかもしれませんが、実際はその逆なの。

わたくしの部署は20代~30代前半が最も多くて、毎年決まって新入社員が1~2名配属される若手中心の組織よ。

管理職は若手の育成と定着率アップに必死だから、仕事以外でもグループ単位の懇親会やイベントが毎月のように開催されるわ。一見すると”アットホームないい職場”なんだけど、干渉されることが苦手なわたくしにとって、必要以上に同僚との距離が近い職場は窮屈に感じてしまっていたみたい、、

まとめ

 さて、こうして何が何でも会社に行きたくない自分と真剣に向き合ってみた結果、わたくしは意外な結論に至りました。

 それは ”いまの職場を離れる” というもの。

 会社員だから当然部署異動や転職もそのうちにとは考えていたけど、まさか会社に行きたくない理由がこんなところにあったなんて、人って案外自分が求めることを分かっていないものなのよね。

そしてせっかく心の声に気付いたのに、それを見て見ぬふりするのはわたくし自身がかわいそう

だから素直に拾い上げようと思います。すぐ行動に移さないとね♩

 最後にここまで出社しなくていい理由をダラダラ並べてきましたが、わたくしは昔から人の集まるところが苦手だったんですの。学校も習い事もいつも憂鬱で、家で猫と過ごす時間が一番の平穏だったわ。

 何が言いたいかというと、周りとの距離感や働き方は人それぞれってこと。環境や外的要因のせいにするなんて未熟だと思う人もいるかもしれないけど、自分の居場所は自分で選ぶものだし、いまはそれができる時代だと思いますわ。

 実行に移すにはいろいろ課題もあるけれど、準備を怠らず前向きに進めていきたいと思います。

 それでは今日はこの辺で。皆さんごきげんよう♩

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