わたくしのライフワーク
さあ!いよいよ今日はわたくしの宿敵について書いていきますわよっ!!!(ちょっとどころじゃなく、かなり意気込んでますわ;;)
気を取り直して、これはとってもまじめな話なんだけど(わたくし本気なんですの。もう時間もお金もかけまくってるから、超絶立派なライフワークよ)、20代後半から皮膚科に通い始め、保険適用外の自由診療を何度も経験したわたくしが”安心で確実なニキビ治療”について語るシリーズです。
いまニキビに悩んでいる人、あるいはニキビ跡が残ってしまって何とかきれいにしたい!という人に、ぜひ読んでいってもらいたいと思います。
~初回はこちら~
- ニキビができたとき、どうする? →保険適用の塗り薬 or 皮膚科でぶっ潰す
- 治ってからも気になるニキビ跡 →ダウンタイムの少ない“プラズマ治療”
- 普段のスキンケア、何が正解? →肌質に合わせて選んでOK。基本は”脂性肌”用ケアを
- メイクで隠すの難しい →ニキビパッチを活用
巷には医学的に根拠のない商品や怪しい治療なんかが出回ってるけど、信頼できないものには1円たりとも貴重なお金と労力をかけないようにね♩
それではいきましょう!
思春期から大人にかけて『肌悩みNo.1』
そもそもニキビや吹き出物が気になり始めたのは中学生の頃でした。
当時バスケットボール部でハードな運動をしてたのと、部活で帰りが遅く、夜は0時過ぎまで宿題をすることが多かったんですの。不規則な生活が原因だったんだろうけど、これって学生あるあるよね。
母親に相談しても『思春期には自然なこと』とか、『出さなきゃいけないもの(?)』とか言われてまったく取り合ってもらえず、市販のニキビ治療薬を使ってその場しのぎをしていましたわ。いま思うと、ほんと意味不明よね泣
また、女性はホルモンバランスの影響で思春期を過ぎてから大人ニキビに悩まされる人も多いです。わたくしも10代後半に一度治まったんだけど、今度は慣れない社会人生活でホルモンバランスが乱れて、背中や体にもニキビができてしまいました。
大人になったらきれいに治る人もいるんだろうけど、わたくしはその後も繰り返していたので、なんでもっと早く皮膚科に行かなかったのかと本当に後悔してますわ。
ここでは経済的に続けやすい方法も紹介するので、まだ学生で経済的な余裕がない人も間違ったケアに陥らず、正しくニキビと向き合ってもらえることを願ってますわ。
それとスキンケアの項目で詳しく書きますが、ニキビができやすい人は”脂性肌”であることが多いです。不規則な生活やホルモンバランスの乱れが原因だったとしても、基本は油分を与えすぎないケアを心がけることも大切です。
なので、まずは”自分のニキビは一体何が原因で繰り返すのか”ということを知るところから始めてみるといいです。
1.ニキビは皮膚の病気 まずは保険診療を
もうご存知の人がほとんどでしょうが、ニキビはれっきとした”皮膚の病気”です。そのため保険適用である程度の治療が受けられます。
わたくしの場合20代後半で転勤をきっかけにニキビが増えてしまったので、ニキビ治療に力を入れている皮膚科で5年ほどお世話になっていました。はじめは炎症を抑えるところからスタートするんだけど、保険適用の薬がこんなにたくさんあることをこの時はじめて知りました。
~ニキビ治療薬でよく使われるもの~
- デュアック配合ゲル
- ベピオゲル
- ゼビアックスローション
- アクアチムクリーム
ただ、わたくしの場合保険適用の薬はほとんど使えないことが分かったので、早々に自費診療に切り替えましたわ。理由は一つ目と二つ目に配合されている過酸化ベンゾイルなんだけど、赤くかぶれてひどい状態になってしまいましたの(すぐに使用を中止し、一時的にステロイドを使用しました)。
このように人によっては強い反応が出るくらい、肌に合えばとても効果のある薬なんだそう。なのでまずは保険診療で、経済的負担の少ない治療から始めるのがおすすめです。
ほかにも保険診療外で内服薬や外用剤などさまざまあり、どれも美容雑誌で紹介されているスキンケアや市販薬より確実に効果があります。同じを時間をかけるのであれば確実な効果が見込める方が効率的ですし、一時的に費用が高くなることもありますが、長期的にみるとコストパフォーマンスがよいことも皮膚科での治療を勧める理由です。
ちなみにわたくしが月1回受けていたのは、”吸引(ニキビ圧出)”と”ケミカルピーリング”。※いずれも自費診療
ピーリングはまあよしとして、吸引は激痛!! ニキビって角栓が毛穴をふさいで炎症起こしてしまうことが原因だからそうなる前に取り除いてしまうんだけど、これがとにかく痛いんですの・・!
自分への戒めも込めて『ケアを怠ったら痛い目に合う』と思いながら通ってたわ。修行ね。
とは言え続けてみてわかったことなんだけど、放っておくと角栓を残したまま再び炎症を起こすこともあるから、なるべく早く皮膚科へ駆け込んでぶっ潰してもらってるわ。その方が治りも早いしねっ♩
2.ニキビ・ニキビ跡に ”プラズマ治療”
皮膚科に通い始めて半年が経ったくらいで、一度めのプラズマ治療を受けました。プラズマって何かと聞かれると、正直わたくしもよくわかりません汗
ただよくわからないまま治療を受けたわけではなく、選んだポイントは次の3点です。
~プラズマ治療の特長~
- レーザーより少ない副作用で高い治療効果
- ダウンタイムが短い
- 組織内での治療効果が一年経過しても続く
まずはじめに、塗り薬やピーリングで時間をかけてニキビ跡を薄くしていく方法もあったけど、わたくし短期集中で一気にやっつけたかったんですの。だからはじめから最先端の医療機器を取り扱ってる皮膚科を選んだわ。
次に副作用が少ない点について簡単に説明すると、主なレーザーは組織に損傷を与えて皮膚の治療を促すんだけど、このときの組織ダメージによっては色素沈着を起こすこともあるんですって。
それに比べてプラズマはより深部組織にエネルギーが伝達でき、皮膚表面の組織損傷が少ないため、表皮で覆った状態で新しい皮膚が再生される仕組みなんだそう。ニキビそのものや毛穴の開き、あとは加齢によるしみやくすみにも抜群の効果があるみたい。先生や看護師さん曰く、数年ごとに照射して美肌を保ってる人も多いとか・・!
費用は一般的なレーザー治療の1.5倍くらいで、目から下の範囲で1回あたり6~10万円でした。エネルギーの強さや範囲によって異なるから、興味のある人は取り扱ってるクリニックに相談してみてね♩
あと特筆すべきは、照射後一年経っても治療効果が継続するという点です。
実際に新しいニキビはできにくくなったので、コストパフォーマンスは大変高いと思います。半年後に2回目の照射を受け、当時気になっていた濃い色素沈着やクレーター状のニキビ跡はほとんど目立たなくなりました。
ダウンタイムと唯一の難点
照射後数時間くらいで全体に赤みが出てくるわ。やけどみたいな状態らしくって、照射部位には軟膏を3~5日間くらい塗り続ける必要があるの。赤みが引くまでは絶対に空気に触れさせないこと!!
正直これが唯一の難点かもしれないわ。定期的にやりたいけど、ダウンタイムのめんどくささに足が遠のいてしまう、、
プラズマ – 横浜 皮膚科 赤井クリニックスキンケア 横浜駅徒歩1分 (akaiclinic-yokohama.com)
3.日々のスキンケア
さて、ここまでクリニックの治療について紹介してきましたが、ニキビ治療をはじめるにあたって真っ先に見直さないといけないのはスキンケアだと思ってます。
かくいうわたくしも、『乾燥は肌の大敵』とか『水分と油分のバランスが整えば吹き出物はできなくなる』と美容雑誌に書いてあるのをみて、とりあえず保湿しとけばいいのかしら?ってその程度の知識しかありませんでしたわ。
それにきれいで知識豊富そうなBAさんから『水分と油分が足りないからニキビができるんですよ~』とか言われると、そうなんだ~!ってその気にさせられて、自分に合ってるか分からない高いデパコスを購入してた時期もありました、、
皮膚科に通い始めてからは基本的にクリニックで扱っているスキンケアを使用していて、いまは『タカミスキンクリニック』のオリジナルコスメが気に入ってます。
~ラインで取りそろえてあるんだけど、わたくしが使ってるのはこの4つ~
- 治療用タカミクリニックピール(+)
- ニキビ治療用ローション
- ニキビゲル(体用)
- 保湿ゲル※院内処方コスメ
特にわたくしと同じ脂性肌の人は参考にしてもらればと思うんだけど、乾燥がひどい冬場でもこってりしたクリームは基本的に不要…!
化粧水のあと保湿ゲルだけでまったく乾燥しないから、油分多めのケアを入念にしている人も、安心して試してみてね。※購入するには診察が必要
ここは自宅から通いやすいのでピーリングを2回受けましたが、正直なところ一般皮膚科の方がクリニックで受けられる治療の効果は高いと思います。まだ通い始めて3か月なので長期的なところはわかりませんが、少なくともスキンケアはよく考えて開発されていると感じます。
ちなみにタカミスキンクリニックは”美容皮膚科”です。そのため保険適用外で自由診療となります。
診療目的としては、炎症ニキビが落ち着いたあとのニキビ跡をきれいにしたい、毛穴を目立たなくしたいといったときに受診するとよいです。これは実際に説明を受けたことですが、万が一治療で肌トラブルが起きたとしても、美容皮膚科では対処しきれないそうです。なので、あらかじめ一般皮膚科との違いを頭に入れた上で診療を受けるようにしてください。
クレンジングや洗顔料、あと化粧水は前の皮膚科で取り扱っていたものを使ってるわ。クリニックにしか置いてないものだけど、オンラインストアで購入できますの♩
4.ニキビ隠しには”ニキビパッチ” 眠っている間にも◎
さいごに紹介するのはニキビの隠し方についてです。
しみやくまと同じようにコンシーラーで隠すのが王道ですが、あいにくプロ並みのメイク術は持ち合わせてないので、できたニキビはそのまま晒してます爆
だけど少し前に”ニキビパッチ”というものを知り、それからは目立たない位置にできたとき使うようになりました(『またニキビだな』って思われてるんだろうけど、見苦しさは軽減されたはず、、)。
ニキビっていつも突然できるじゃない?病院に行く間もなく炎症を起こしてるときなんかは、夜のスキンケア後に薬を塗ってこれを貼っておけば、翌朝まで枕カバーやシーツに付かず快適に眠れますわ♩
話題のCICA成分が含まれているものもあって、手ごろな値段で、サイズもいろいろあるんですの。
まとめ
長くなったけど、ニキビ治療で受けられる基本的な保険診療やケア方法については以上です。
さいごに大事なことを2つ。
まず、今回紹介したのはあくまでニキビ治療の一例であって、症状や治療効果には個人差があります。いまニキビに悩んでる人は、重症化する前に一度皮膚科を受診することをおすすめしますわ。
もう一つは嬉しい話。
毎月繰り返すニキビに沈んでたとき、はじめに紹介した皮膚科の女医先生がわたくしにかけてくれた言葉なんだけど、
『ニキビができやすい人は、年齢を重ねてもきれいな肌を保てる』というもの。
要は過剰な皮脂分泌は年とともに落ち着いてくるのと、脂性肌の人は乾燥によるシミやしわとは無縁だから、若々しい肌をキープできるんだそう。わたくしもシミはほとんどないので、これには正直納得してしまったわ。
だからいまつらいニキビに悩んでいる人も、正しい治療を続ければ必ず改善するから、希望をもって向き合ってほしいんですの。
以上、これからもわたくしとニキビとの闘いは続くから、定期的に戦況をお届けしますわ。
それでは皆さん、ごきげんよう!
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